痛くてかゆくて困るとき

あさ、起きる。
背中が痒い。背中をかく。蚊でもいたか?
腹が痒い。腹をかく。蚊でもいたか?
あれ?と思い、パジャマ代わりのシャツを脱ぐ。
よく見ると全身が赤い。

すごいキスマークの嵐だな

などと都合よく勘違いする暇もなく、全身が痒い。
ぎゃぁ、これは蕁麻疹か?(ってジンマシンってこんな漢字書くんだ、と新発見)
友人にメールを打つと
「それは○○(←かけない)アレルギーです、水ぼうそうじゃないことを祈る」
とか返事を書かれ、へこむ。そうか、ジンマシンだけじゃなく、他の病気の可能性もあるのか。
で、とりあえず、会社には皮膚科に行くから今日は休ませてくれ、と一報をいれて、
もう一度パジャマを着て寝込む。こういうときは体を休めてから行動したほうが良いのだ。と勝手に思い込んだのが今思えば間違いだった。
11時ごろに起きて部屋で素っ裸になり、自分の体を観察して上半身しかはれていないことに気づく。
これは?着てる服の繊維でアレルギーを起こしたか?
!!!すぐにパジャマを脱ぐ、犯人はこいつだ!くそ、心なしか余計ひどくなってる気がする。


午前中は痒かったり、背中が痛痒かったりで、なかなか動く気になれなかった。
午後になると少し落ち着いたので、近所の皮膚科にゆく。
(髪の薄い)医者も驚いた顔で
「何か昨日は変わったことでもしたのか?」
とか、いろいろと質問に答えて、上半身のみまた素っ裸になっての検証の結果、
やはり、シャツは捨てなさい。と(髪の薄い)医者にいわれる。
塗り薬をもらって、
「酒や辛いものなんかは控えなさい、また、フロも熱いのはやめときなさい、体が熱くなるとかゆみが増すから」
と注意される。なるほど、そうだよな。痒いのはイヤだよな。
と、そのときは思ったのに、いつもどおり熱い湯船に浸かって後悔する。
ぎゃぁぁかゆいぃぃぃぃぃ。
まぁ、たいした病気じゃないことがわかっただけよかったな、
あぁぁぁ、めんどくせぇぇぇ。
普段の行いがよほど悪かったのか?