サーバ。

なかなか面白かったのでメモ。
「じゃ、どうすればいいのさ?」以降は必読。
「サーバ」に対する誤った認識
個人的にはサーバの定義がいえないなら、その時点で管理者になる資格なしと考える。
「あなたが今から作ろうとしている『サーバ』とは他者にサービスを提供することのできるナニですか?」
に「プログラム」や「プロセス」と答えられないならその時点でアウトだ。
はてなのキーワードにはなんと登録されているのだろう?)
この業界に入って気づいたがサーバ=特殊なハードウェアと考える人間のなんと多いことか。
無論、運用上必要な理由があって冗長構成や、ラック搭載のために結果的に特徴的な外観になる場合は多い。
だから、「サーバって言ったらあぁいう形をしたモノを指す」という即物的な認識にいたるのも理解できるが、
そうやってナニが本質かをつかんでいないと、得てしてわけのわからない(自称)運用を
やっていることが多い。(実際、そういう事例をたまに目にする)
全ては「サーバプロセスを安定稼動させるためにナニが必要か」を考えた末の結果である。
というのが、サーバ=プログラムという概念がないと気がつかない。
結果的に守るべきものが何かすら理解せずに自称運用者となっている人を作ることになる。
だから、定義が言えることが大前提だ。と、思っている。


守るべきものを正確に把握して初めて運用方針を明確にできる。
非常時の手順書を準備して、夜間運用者に委託してもなぜか明け方4時とかに電話が
かかってきて相談されることもある。
帰宅途中に電話越しにログの見方の説明をしたり、終電で帰ってるときに呼び出されて
なぜかタクシーで事務所に戻ったり。。
いまさらだが、とてつもなく面倒な仕事だね。