モーターショー

仕方がないので、隣の幕張メッセに入って、東京モーターショーを見て帰ることにする。
あまり、車に興味はないのだが、面白かった。
面白いのは、「見せ方」に上手に企業色が出ている点だ。
ホンダはさすが、技術屋らしく、次から次へと新技術名らしい横文字の連続で(いちいちそんな単語覚える気なぞさらさらないのだが)見て終わった後の印象として、とにかく技術の単語が多かったので、「ホンダは技術がすごい」と誤解してまで、伝わるようになっていた。
(良しとも悪しとも思わないが、届けたいメッセージを持ち帰らせる術には脱帽した)
トヨタは、愛・地球博に出してた(ヤツのマイナーチェンジ版っぽい)一人用コミューター(これ)など、技術用語じゃなく、先にモノを先に見せるやりかた。
(これも良し悪しはつけない。ただ、こちらが聞くまで説明員は決して話しかけなかった。俺はこれは好印象だった。他のブースの担当はうるさかったので)
他にもいろいろと、あるのだが、もっとも感心させられたのはスズキだった。
寸劇仕立てなのだが、個々の商品について、こういうコンセプトで売って行きたいぜー、というのが、前面に出ていて非常に好感が持てた。
※とりあえず、WRCに出てるメーカーは一通り回ってみた。e_c_e_tはF1よりWRCなのです。
スバルにスバル360があるのに笑ったが、女性のコンパニオンのお姉ちゃんが少なめ(のように見えた)のがポイント高かった。だって、スバルは男臭い、ラリー臭の漂うメーカーであって欲しいのだから。
結局、午後7時の終了時間まで会場にいたのだが、終わった途端、会場のあちこちで
「今日もお疲れ様でしたー」
と、いきなりクローズミーティングを始めるメーカーと、
全員をブースの正面に立たせて最後の挨拶をして、どこかに退場するメーカー
(GMがそうだった)など、違いがあって面白い。
と、各社の締め方も見てて楽しかった。
それにしても、お姉ちゃんの写真ばっか撮ってるカメラ小僧というか、カメラ親父ドモが邪魔臭い。なんとかならんか。