Express!Express!

それは僕がまだ、中学生だったか高校生だった頃の話。
テレビでエスプレッソの語源はexpressだと、知った。
つまり、昔、急行列車で使ってた蒸気機関をコーヒーを煮出すのに利用したんだ、とか。
(確か、ワーズワースの庭で見たんだと思う)
そのころ、子供だった僕にはへへぇ、えすぷれっそってのは、そういうヤツなんだな。
だから、覚える順番は逆だった、エスプレッソが先で、急行列車が後。
オトナになって、就職して都会に来て、スタバで初めてエスプレッソを飲んだときは、苦いと思いつつ、妙に感慨深かった(気がする)
とはいえ、所詮はお子ちゃまに毛が生えた程度だったので眠くてたまらない徹夜明けの時以外は、「本日のコーヒー」にクリームたっぷりな感じだったんだけど
それは、さておき、今とても旬なExpressはこれだ
VS2005 Express Edtion
http://msdn.microsoft.com/vstudio/express/
(画面右のFree For 1 yearに注目)
かつてpsdkやVC7のコンパイラが無償提供されたのも驚いたが、今回のも強烈に驚いた。
でもやっぱり、MFCとATLはつかないらしい、WTLも無償提供されているのに!
が、これはWTLは金のあるオトナのたしなみってことなんだろう、それを察しろよ、というMSからのメッセージに違いない(大ウソ)
と、思ってたら、まだこんなところに旬なExpressが!
http://www.oracle.com/technology/software/products/database/xe/index.html
お、お、Oracleよ、おまえもかー!
Single Instanceしかダメ?あー、いいよー、それでぇー。
察するに、MySQL(最近またバージョンアップ)やpostgreSQLや、FireBirdHSQLDB(?)にローエンドな市場を荒らされまくってて、
さらに、MSがSQLServerをExpressな感じで無償で(っつっても前からMSDEが同時接続ユーザーの縛りがあったとはいえ、公開されてたから、インパクトは薄いが、でも、製品を無償で)入手できるようにしたのは、Oracleにとっては脅威に感じたのかもしれない。
一昔前までは、考えられなかった時代に足を踏み入れつつある。
これは、大きなパラダイムシフトなのかもしれない。



でもね、ホントはね、ドキュメントをもっと手軽に入手できる位置に置いて欲しいの。
MSもOracleも。
MSDNもOTNもネット越しに探すのめんどいやん。
会社の端末には全部ローカルに入ってるから検索が手っ取り早くていいんだよな。
google DeskTop Searchで検索できるし。
あの、手軽さが、金を出したか、出さないかの差なんだろう。