Pentium4でoracle8iを入れるときは、-nojit

Oracleのインストールができないと、同僚から電話が入る。
Windowsで、Pentium4(や、Xeonなどハイパースレッディングテクノロジを使ったCPU)の端末にOracle8iを入れたい場合は次のようにする。
1.インストーラCDの中身をどこかのフォルダにコピー
2.oraparam.iniを以下の行に-nojitを追加


JRE_MEMORY_OPTIONS=-mx96m -nojit
これでインストーラが起動できるようになる。インストール後に
3.インストールしたフォルダの*.clというファイルを探す。(netca.clやdbca.clなどなど)
4.*.clファイルをメモ帳などで開いて以下の-nojitを追加

Command=("C:\Oracle\jre\1.1.7\bin\jrew" -nojit -classpath ";C:\Pr(略)"
これで、ようやく使えるようになる。
Oracle8iのJava実行環境(jrew)に含まれる実行時コンパイラJITコンパイラ)がPentium4だと動かないのが原因らしい。
なので、JITコンパイラを使わないよ、というオプションで回避するらしい。
(9i以降はこの問題はないらしい)
新規で8iをインストールする状況はあまりないとは思うけど、まぁ、ハマる人も居るので。
件の同僚はこれがわからず2時間ぐらい右往左往したそうな。