横浜 vs 大阪桐蔭

社内有志による、紳士の名誉を掛けた優勝予想によると、
もっとも人気があったのは横浜だったらしい。
その結果を聞いた瞬間、俺の口が考えるより先に言い放った
「じゃあ、俺は大阪桐蔭
かくして、始まった今日の試合。
期待は、「中田」ただ一人だ。
昨年、辻内の後ろで146キロを投げ込んだ超大型控えピッチャーだ。
あれ?
先発は2年生?
あれ?
中田は4番?
あれ?
え?中田は四試合連続ホームラン?
スラッガーにそだったのか。
ふーん、という感じで見始めた試合だったが、序盤は横浜の先発にしてやられている感じ。
それぞれの先発を比較すると、立ち上がりは明らかに横浜に軍配が上がる。
あの、初球に入る、ゆるいカーブをなぜ撃てんのかしばらく理解に苦しんだが、
後半に入り、打ち崩すことができた。
先発をおろした時点で勝負は決まったような気がする。
後に続くピッチャーも左スリークォーターのスローカーブとストレートしか投げないようなタイプばっかり。
もうその球に目は慣れているし、ストレートの威力も控えのレベルだから、ガンガンヒットが出る。
さて、横浜の課題点探しはこのあたりにして、次は大阪桐蔭
打線に見所があるのはよくわかった、そして、後半勝負に持ち込もうとしていた意図もよくわかった。
さすが、西岡剛を育てた学校だと思う。
しかし、エースナンバー背負った3年生があれでは、正直なところ優勝は苦しいか、と、思う。
となると、実質的なエースは2年生の先発した、彼か。
投手力では明らかに早実に劣るのは誰の目にも明らかであろう。
1回限定でいいから中田がマウンドに上がったりしないかな。最後の夏だろうし、
と、思ってプロフィールを見て驚いた。
中田は2年生だったのか!?すげぇ。これは、久々に現れた大器だろう。