宇和島の病院について

宇和島の移植事件
件の移植を行った医師は腎臓移植の世界ではそれなりに名の知れた医者だったという報道があった。
これが事実なら移植を待つ人からしてみれば、希望の星だったのかもしれない。
今、問題視しているマスコミの側からすれば、糾弾しやすいのだろうが、
が、しかし、実際に自分が移植を望む側になったとしたらこの医者に今と同じトーンで糾弾ができる覚悟があるだろうか?
自分が病になった場合、金を積まず、聖人君子として病んだ腎臓を抱えて(いつ来るやも知れない)移植を
何年も待つ覚悟で報道はできるのだろうか?


件の医者は、現代のブラックジャックだったのかもしれない、
(説明ができない移植があったと言うことから恐らくは、ルールを破っていたのだろう)
ただ、踏んだ場数に応じて医師としての成長ができることは事実だろう。
ここで、気になるのは、果たして替えの効く人材なのか?
他に同等の経験と技術を持った医師がいるなら遠慮なくルール違反を咎めて欲しい、と思う。
しかし、他に並ぶものがいなかった時、希望の芽を摘まれてるような気がして個人的には、複雑な気持ちになってしまう。

2006-11-04追記
件の医師は提供者に内緒でコッソリ移植をしていたことを認めてしまった。
(上の文章を書いたときは、合意形成はされているものだと思い込んでしまった、不覚)
ここまで来ると技術力云々よりも怖さのほうが勝ってしまう。
健康な人の臓器が見知らぬ誰かに移植されたんじゃないか、と、考えるともうその病院に入院することすら恐怖である。
早く捕まえろ。



休日のお楽しみ、テレ東のWRCを見る。
ソルベルグは石を踏みつけすぎ。
おまえ、毎回石にぶつかってコースオフしてないか?
スバルの偉いさんに怒られちゃうぞ