モリのアサガオを読む

外に出たものの寒かったので、久しぶりに近所の漫画喫茶に入って、偶然見つけて読んだ。
モリのアサガオ
すごい題材で書いた本だと思う。
1巻から7巻まで一息に読み終えてしまったが、ただただ呆然とするばかり。
死刑という重いテーマに真っ正面から向かい合った作者の力量にまずは拍手を。
賛成と反対の間で揺れ続ける心を上手に描いている、ストーリーに若干の違和感を感じる部分はあったが
(主人公が自信の出自を知ってからの流れ)
それでも本作品は「現在の死刑の現実」を描いたスゴい作品であると思う。