赤めだか

最近読んだ本の中では一番素晴らしい。
赤めだか
最終章、真打昇進に関する部分では、涙無しでは読めない。
(というのは、それまでの過程を秀逸に記述してあるからなのだろうが)
後輩に抜かれる、という屈辱をこの人はいかにして耐え、いかにして克服したのか。
それを知るだけでも、いや、当然それだけの本ではないのだが、この本には価値がある。