「エンジニアのためのWord再入門講座」読了

エンジニアのためのWord再入門講座 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方
wordって、使いづらいよね、ヘンな動きするし、とか、思ってる技術者は案外多いんじゃないか。
自分の周りでも、SEとか、IT系の技術者さんはwordを苦手にしてる人は多い。自分だってwordより、excelの方が好きだ。
つまり「エンジニア=wordの達人」ではない、意外というか、事務職の人たちの方がofficeの扱いは達者だったりする。
で、そういう「wordを知らないエンジニア」を啓蒙するword入門書。
まず最初に、excel方眼紙を使う俺を叱る。
そして、その場しのぎで、スペースキーでインデントする俺を叱る。
さらに、ノーマルの状態でwordを起動する俺を叱る。
とどめに、ワードにエクセルの表を貼付けようとする俺を叱る。
本書の答えは明快だ。
「Wordを理解しろ、こう使え、いや、スタイルを使え」
というわけで、かなり勉強になりました。
word自身が自動で制御する機能を最大限に活用する使い方が本書には説明してあります。
多少の違和感がありますが、TeXのようにwordを操る方法を見つけたという感じでしょうか。