今週のnews weekの「世界企業ランキング」が面白い。

財務と社会的責任(CSR)を指標にしてのランキングのため純粋な売上高競争ではないので、意外に見える結果が多い。
1位:ノルウェーの石油会社「スタトイルハイドロ」(wikipediaのページ)
2位:イギリス/オーストラリアの金属、鉱業会社「リオ・ティント・グループ」(wikipediaのページ)
その後も、イギリス、ノルウェーデンマーク、カナダ、スイスの会社が続いて、やっと15位にアメリカの会社がやってくる。あれ?って感じだ。(アメリカの雑誌なのに!)
15位:アメリカのホテル/外食/レジャー会社「スターバックス(wikipediaのページ)
え、アメリカ国内トップということよりも、スタバってそんなに手広く事業を展開してたの?と、驚く。その後、アメリカ勢では21位のインテル、22位のジョンソン・エンド・ジョンソンへ続く。この辺は納得。
日本企業で最初に出てくるのが、35位:アステラス製薬(医薬・バイオ)、36位に日東電工(化学)39位にキヤノン(エレクトロニクス)49位デンソー(自動車部品)と、続く。
自動車業界のトップはトヨタではなくデンソーというところに驚いたが、47位に日産自動車花王も同率で47位)がやってくる。まだトヨタは見えない。
トヨタは70位、googleが77位、オラクルが91位、そして、そして、MSは121位、ぉぉぉ、どういうことだ。
(売り上げでトヨタの半分以下の日産自動車の方が「財務で安定している」と判断した根拠は聞いてみたい気がする)
日本の電機業界の中では91位の東芝がトップ、97位の松下電工、101位の三菱電機と、続く。いずれにせよ、数値だけをみると(もう一度念を押すが、「売り上げランキングではない」ことに注意)製薬系や化学系の方が電機業界よりも上位にいる。
へぇぇぇ、と、ため息の出るようなランキングでした。見る人によっては、そうなんですね。
おまけ:最後のページに494位でソニーがありました。