goemon(映画)を見た。

ついに、あの男(紀里谷監督)が再び映画を作った。
前回(キャシャーン)は、大滝秀治のアップで始まり(当時の)嫁の新曲で締める、斬新な形のPVだった。
あれから、5年、嫁はいなくなったが、映画そのものには、、、我ながら、偉そうに、と思うが、それでも書かせてほしい。映画については格段のレベルアップの跡が伺えた。少なくとも今回のは前振りの長いPVじゃないぜ!


前回同様、視覚への容赦ない刺激の連続となる映像は、さすが紀里谷監督と思わせる。ええ、目が疲れます。でもそれで良いのです。紀里谷式映像美を2000円弱で堪能できるのです。120分も。目が疲れるとか軟弱なことを言ってはいけません。
惜しいのは物語が時折分かりづらい部分が多々あり、置いて行かれる瞬間が何度かありました。が、これはキャシャーンでもあったことで、彼の個性だと思って受け止めましょう。
早い話が、圧倒的な視覚的なこだわりが強すぎて、ストーリーについて行けない部分があるのは前回同様ですが、それでも「?」となる瞬間は前回ほどではありませんでした。
忍びの者オールスターズvs石川五右衛門(実は信長直属の忍びだったという過去を持つ)という、感じでまぁ楽しかったです。