講談社の緊急声明

http://www.kodansha.co.jp/statement/statement001.html
昔から、エロと暴力を描く漫画は規制の対象となりがちで、でも、そのどちらもある映画業界ではこういう話題は聞かない(というか、大昔に存在したのかも知れないけれど、近年はこんなに大きな話題にはならない)
おそらくは、漫画というメディアが映画よりは手軽に子どもが目にする位置に存在するためなんだろう、実際に都知事も「子供の目に触れないように」ということは言っているようだ。それ自体は良識のある大人の措置であると思う。
興味を引いたのは講談社(などの出版社)は出版社と都の当局との議論がなかった点を指摘している。
マスコミ向きの暴言を出してくれる都知事(直接議論するとは思えない)とは別の「議論に付き合わなかった者」が問題の本質なのか?
もともと、漫画の世界はお上の言う事を素直に聞いていた文化ではない(褒め言葉)ので、出版社側としてはこのイベントの不参加は大して痛くないんだろうな、と、思う。
となると、このイベントが盛り上がらなくて痛い思いをするのは誰だろう?