川崎市がゴミの受け入れを表明したらしい

e_c_e_t2011-04-14

困った地域のために手を挙げるのは素晴らしい。むろん、安全性の確保は別の課題だが
昨日から川崎市のモニタリングポストの縦軸が変わっている。上限が300nGy/hまで表示されるようになった。
これは喜べばいいのか、それとも嘆くべきか。



5/4 追記
川崎市長は放射能の心配のないごみを受け入れることを前提と言っている。当然のことなんだが。
http://www.city.kawasaki.jp/25/25koho/home/kisya/110411.htm
4/11の「市長記者会見記録」より、引用

もちろん、そういう話をすると、放射能を浴びたらどうするんだというような、そういう心配もありますけれども、それは今現に、原子力発電所の近辺には住んでいる人がたくさんおりますし、ごみも原子力発電所のごみではなくて、周辺の津波で流されたごみてですから、放射能の心配はないごみを受け入れるということが、当然、前提になるわけですので、市民の皆さんには、過剰反応をしないように十分に気をつけていただきたいと思います。

都市機能が崩壊した町もあるわけで、ごみ処理がまともに出来ない地域のお手伝いをしましょう(と先に川崎が声をあげるので東京も横浜もやろうぜ)というニュアンスに読める。
これなら問題はないと思うが。
言い出しにくいことを率先して先に言う態度は「良いことだし、素晴らしい」
問題は、放射能に汚染されていないごみってあるのかな?その線引きが今のところ明確じゃないってところで、そこは国が指針を作るべきのような気がする。