Javaの未来についてのNeal Gafter氏とのディスカッション
そうですね、Javaコミュニティは、Oracleによる買収でのプラス面が最も少ないものの1つだと思っています。
という言葉から始まるこのインタビュー。ちなみにこの人、javaへのクロージャ導入を推進していた人でものすごく、Java寄りの人だった(過去形)
今のjavaの取り扱いについては、Oracleも手を焼いてると思う。で、ここから先は全く笑えない。
Javaは長い間私の生活で大きな部分を占めて来ましたから、今後どうなっていくのか気になりますし、Microsoftが行っていることで、Javaの役に立つと思えることはたくさんあります。 Javaを成長させるための産みの苦しみの多くは、C#が既に経験したものです。今日Javaがしようとしていることの多くは、C#がやりたいと思い、そしてやってみて上手くいっていることなのです。しかし、C#の中の全てが完璧という訳ではありません。つまり、そこからJavaにとって価値ある教訓を学ぶことができたのです。
現在、Microsoftに勤めているから、ヨイショしている、という感じではない。認めよう。javaはC#に抜かれた。でも、言語の進化が勝負どころではない、今から価値ある教訓を学ぶことがデキる。
氏はC#にあって、javaに無いものとして長期的な視点を出している。これはかなり痛い、本当にそのとおりだと思う。Sunにはそれほどの甲斐性がなかったんだろう。それは、現在の
C#は非常に明確です。それは、Anders Hejlsberg氏の存在故です。Anders氏は言語とプラットフォームのアーキテクトで、設計センスに非常に優れています。
と、近年のJames Goslingの違いを見ても明らかだと思う。
Sunの墓標にたたずむDukeとTuxが意味するものは… - ゴスリング氏のブログ(2010/01/29)
"Javaの父" ジェームス・ゴスリング氏がOracleを退社(2010/4/12)
Javaの父James Gosling氏、Googleに入社(2011/3/29)
Javaの父James Gosling氏、もっと面白いことを見つけたとGoogle退社(2011/08/31)
既にjavaからは距離をおいているのだろうが(大丈夫。コミュニティは機能している、Oracleの中で、たぶん)、哀しいかな、言語製作者の立ち位置の違いが、現在のc#とjavaの違いを表している。
今なら、C#と、javaどちらに己の時間を投資すべきか、判断しやすいと思う。