選抜の決勝戦

安楽の済美が負けた。2番手以降のピッチャーを見て、上甲監督が安楽にこだわり続けた理由が分かった。
幕切れはあっけなかった。球速は明らかに落ち、120キロ台のストレートが連打される姿は痛々しさを感じた。
試合後、泣いてはいたが、痛そうなそぶりが見えなかった、その姿を見て安堵した。
早実の斉藤だって、横浜の松坂だって、他ならぬ前回優勝時の済美の福井だって、そして優勝した浦和学院の小島だって、春の優勝校ってのは連投が当たり前なんだよな。頭では分かっているのだが、、これほどの逸材は、できることなら、長く活躍をみたいからね。大事に育てて欲しい。