マジでか

集団的自衛権行使容認 閣議決定(NHK)
しばらく、ワールドカップで浮かれていたが、一気に目が覚めた。
これは、マズい。
次のPKO派遣は、物凄く重い意味を持つことになる。
具体的には、駆けつけ警護は、憲法解釈では、認められる可能性が出てきた。(まだ、解釈のみで具体的な法はないけど、普通に攻撃されている仲間を守れる可能性が出てきた)
これまでの状況がそうだったので、一緒に行動する国の軍隊からは「あいつら(日本人)と一緒にいた場合、攻撃されても助けてくれない」と、思われていてもおかしくない訳で、たぶん、PKOでは足かせのような部分もあったのかもしれない。ただ、このやり方が、攻撃対象にならずに済んだ、という部分もあったのかもしれない。
この「駆けつけ警護」について、辞職勧告の要望書を受け取ったのが、前安倍政権時代で、安倍総理には胸に響くものがあったのではないか。


PKOのみに限定するような時限法であれば、マズいとは、感じないかもしれない、憲法解釈を変えた、という、そのやり方が、嫌な気持ちになる。でも、イラク特措法でも駆けつけ警護は9条に反すると、言われていたので、もうそこをイジるしか無かったのかもしれない。
けど、なんといえばいいのだろう、特定のapi変えるつもりが、システムコールいじっちゃいました、どこに副作用出るか分かりません、という、そういう怖さが、ある。


目前に「引き返せぬ地点」−集団自衛権に警鐘 =作家・半藤一利氏インタビュー=
ああ、こういう感じだ。