2012-12-19から1日間の記事一覧

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

本作はタイトルの通り、地震以後、福島第一原発での「現場」で何が起こっていたのかをつぶさに記録に残した書である。 現場の声をよくぞここまでまとめたと、著者に賞賛を送りたい。 と、同時に恐ろしい現場に立ち向かった技術者に畏敬の念を禁じ得ない。 (…