携帯を買い換えた。

機種交換した。
店で見て一発で気に入った。こいつに決めた。
http://panasonic.jp/mobile/p252is_cam/index.html
色は聞いて驚け、「しゅわしゅわラムネ」だ。


。。。。。ここで少し話が前後する。
。。。。。。。。
肩で風を切って、店内に恐る恐る、この私が恐る恐る入ったその店先には、小さな携帯が展示してあった。小さいのだ。本当に。
小ささと色に惚れて機能なぞロクに確かめもせずに(全てを勢いに任せ)
「これに機種交換してください。」
と目をキラキラさせ(たつもりで)店員さん(女)を呼ぶ。
少し困った顔をした店員さんだったが、ヤツもプロだ
「色はどちらが、よろしいですか?」
などと聞いてくる。その表情はどういう意味だ?と少し動揺する
そうか、軽薄そうな印象に見られたのだな、ふっ、俺も若く見られたもんだ。
落ち着け>俺。冷静に、そして搾り出すように腹のそこからシヴいヴォイスをひねり出す。
「これ、この青いヤツでお願い」
店員さんに奥のカウンターへ連れられてゆく。よし、今日の俺、シヴいぜ、そしてじゃっかん、うざいぜ。
ではこちらに、と、書類を書かされて、そして、書類を見て気づく。

ブルーじゃなくて、しゅわしゅわラムネ色かね!?これは

ここで初めて気づく、どうやらこの携帯の狙っている世代は、オッサンではなくて、もう少し若い世代だ、ということを。




恐らくデューク東郷でも出せないであろうと思われるほど、ダンディなボイスで、やはり搾り出すように声を発した。

しゅ、、、しゅわしゅわラムネ、、ですか。

とたずねると、女性店員は少し微笑んで、

えぇ、しゅわしゅわですね(にっこり)

と言い返されてしまった。
。。。。
。。。。
。。。。。
。。。。。。。
さらに話は前後する。
しかし、このにっこり微笑んだ店員は俺がほのかに敵意を抱いていたことに気づかなかったであろう。
なぜなら、
俺が最初に「これくださーい」と指したのは

しゅわしゅわラムネではなくて、ブルブルべりーだったから

ふっ、いいさ。
俺はあと10ヶ月はしゅわしゅわとともに行動をする。
なのでしゅわしゅわ大佐とでも呼んでくれれば幸いでござる。