品川の外れでヒゲを嘆く。

昨日の帰りに
「明日は客先へ出張する日だから、ヒゲをそらねば、な」
そう考えるほど、今の俺は、アゴヒゲボーボーだったのだ。


で、今朝、寝坊して走って電車乗って走って会社の事務所の
出勤カードを切る、時間ギリギリだった。
「やればできるじゃねぇか、さすが俺」
とか思って汗ダクの体をうちわで冷却しつつ朝礼を済ます。
(あるんだよ、うちの部には、そういうヤツが)
朝礼も終わったところでトイレに行く、鏡を見る、

あれ?ヒゲ面の俺がいる!!!!?

ここで昨日の夜を思い出す。確かヒゲを剃れフラグは帰りに
立てたはずだ、しかし、帰宅してからビール飲んで風呂入って
チャットしつつ寝オチした記憶しか、、、ない。


しかも今日の出張は客だけではなく、客の上司の課長さんとも
会う約束が入っている。。

ダメじゃん!さすが俺。やることが違う。

でもまぁ、伸ばしてるのはアゴだけなので、
好意的に解釈してもらいたいもんだ。



とかポジティブ志向な感じで切り抜けることにする。
で、お客様の事務所で、案の定
「ヒゲ生やすようになったんだね?イメチェンのつもり?」
とか、相手のカチョーさんに突っ込まれる。
よし!予定通りだ。とか喜んでる場合じゃない。
うまく切り抜けようとか考えてたはずなのに
「ははは、無精ヒゲみたいになっちゃいまして」
とポツリと喉の奥から本音のカケラが漏れて出る。
どんよりと流れる空気、重たい雰囲気。

あれ?

16ビートで刻まれる胸の鼓動を抑えるのに必死で
後は何を話したか正直なところ、あまり覚えてない。


でももうしばらく剃らないぞ♪
ダービー当てるまでは。
日曜日には当たる(予定だ)し。