休日出勤

今日は天皇誕生日、世間は休みなのだが、昨日のツケがたまっていたせいか、
今日は事務所へ出て、仕事をする。
あーぁぁぁ、ドキュメント書くのめんどくせぇぇぇぇ。。。
でも、俺しかわからない部分だから、俺が書かない限りすすまないしぃぃぃいぃ。


で、仕事しながら考えてみた。
例えば、こういうシチュエーションがある、とする。
「ある技術を導入したいのだが誰もその技術のことを知らない」
あるいは
「今まで○○さんがやってくれてたんだけど、○○さんがいなくなるので、誰もわからなくなる」
とか、とにかく、「誰もわからない」という状況。
こういうときe_c_e_tは喜んで手を出すのである。
「(誰にも頼まれていないのに)しゃぁない、俺がやるしかないよな。僕やりますーー」
と。
実に幸せな脳みその構造をしているのだと、自分でも思っているし、自分の悪いところだとも、
わかっているのだがこういうときのe_c_e_tの頭の中にはこれしかない
「俺しかできない状況が目の前にあるんじゃん!今、手を出せば俺がヒーローだよな?」
と。




これで思い出すのが、就職活動のときに聞いたよくある体験談はダメではないのか、と思うのだ。

「だれそれさんにしかできない」
とか、
「『○○さんにお願いしてやっぱり良かった』といわれて良かった」
とか、言う体験談
を聞いて、「よーし俺もーそうなるぞー」とか、思ったりする人も
いるかも知れないが、(そして他ならぬ自分自身もそうだったのだが)断言しよう。

「特定の人にしかできない仕事を作ってはいけない。チームを組んで仕事をしてるときはなおさらのこと、絶対ダメ」

理由は簡単。
その人が明日交通事故にあって、誰も手がつけられなくなる可能性だってあるし、
マネージャサイドから何をやっているか把握できなくなる、という問題も出てくる。
とにかくシステムを二重化するのと同様、キーパーソンも二人用意するほうが良い。
キーパーソンが二人いれば、片方が
「ついうっかり、深爪して痛くてキーボード打てないから今日出勤したくねぇ」
とか、駄々こねても、もう一人が対応可能だし、
一人はプロジェクト進捗管理、もう一人が部内政治に参加し、人員のアサインを円滑に行う
という、場合だって考えられる。
そうか、XPのペアプロだって、常に誰かが欠けたって継続できる仕組みだったんだな。




でもね。思うのだよ。
ヨコ並びで、ドングリの背比べしたいわけじゃ、ないんだよなぁ。
ほどほどに、協力し、ほどほどに、競争し、この、「ほどほどに」というのが難しいのだろうな。




などと、考えながら、ドキュメントが完成したのが夜の9時。
あー、休日が本当に丸一日つぶれたよ。。。
何してんだろ。俺。