国立科学博物館

昼飯食って、次は国立博物館にも足を伸ばす。
日本の科学者技術者展シリーズ第2回「仁科芳雄と原子物理学のあけぼの」
http://www.kahaku.go.jp/event/2005/nisina/index.html
相対論誕生100周年を祝って、日本の量子力学の発展の歴史を振り返る展示。
なんだか、微妙にピントが合っていないようなとか、そういうツッコミは禁止。
講義で取ったノートや、日本最初の加速器や、日本最初の宇宙線観測装置(光電子増倍管ではなく霧箱を使っていたらしい)など、歴史資料として見るのが面白い。
朝永、湯川の学生時代の成績(をつけるためのエンマ帳)なども展示されてて、性格の違いが出ていて面白い。
そして、解体される前の「理研」(現在の理研とは違う組織)の資料展示や、
当時の物理学者の戦争参加の逸話など、ちゃんとダークな部分の展示も行っているところも注目。
普段、こういう情報はまとまった形で表には出ないので興味がある人には楽しい展示だと思う。