joel on software 読了

素晴らしいの一言。
達人プログラマーや、プログラミング作法や、ハッカーと画家とか、
そのどれもに書かれてそうで、書かれていないとても大切な現実的な話がここにある。
読んでよかった、
例えば、こういう話がある。
プログラミング作法の中には、
「悪いコードにコメントをつけるな、書き直せ」
という話がある。無論、この話には適用範囲に限りのある話で、
「つくりがイマイチだからイチから作り直したーい」
という、場合に、この言葉を理由にしてはいけない(と思っている)
と、普段うすうす思っていることが、ここには明快に書いてある。


新しいコードが古いコードより優れているというのは、明らかに不合理だ。
古いコードは使われている。古いコードはテストされている。
多くののバグが見つかり、修正されている
中略
ソフトウェアと言うのは、テディベアみたいに、全部新品の素材
できてないと気持ち悪いものなのだろうか?
この話には少し余談があって、出勤中に読んで、帰りの電車で読んだモーニングに
「完成させなきゃ意味ねーんだよ」
とか、書かれてあってウンウンとうなづいてしまった。