嫌われ松子の一生。を見た。

これはすごい映画だ。
ストーリーは湿っぽい話である。
妹を寵愛する父にコンプレックスを抱く女教師をスタート地点とした転落物語である。
教師をクビになり、愛人生活を経て、風俗嬢を経由して、ヤクザの女になり、、、、
まるで昼ドラのような展開で、順調に会う男に捨てられてゆく。
しかし!この映画はそれだけの映画ではない。
そんな湿っぽい話を全てを吹き飛ばす魅力がこの映画にはある。つまり、暗くない。
画面全体に散りばめられた、暴力的なまでの緻密な映像。
(画面に空白が入るのが許せないらしい)
いつまでも途切れない音楽。
(BGMが無い瞬間も許せないらしい)
キリキリの撮ったキャシャーンと似た空気を一瞬感じたが、
キャシャーン(=ヨメのプロモ)とは比べ物にならないぐらい面白い。
豊川悦司山崎努の卓球対決によるビールのCMを作った男、の映画と言えば
なんとなくイメージが沸くかもしれない。



午前中、歯医者に行く。
担当の歯医者(女医)さんは、やたらと優しいときと、冷たいときが、あり、
(俺の口の触り方が明らかに違う)
それは、機嫌の良し悪しとか、その日の気分的なもんなんだろう。
とか、思ってた、のだが、今日!衝撃的な事実が判明!
実は同じ顔が2人いた。たぶん姉妹だ。
今日、歯医者に行くと、同じ顔が2人居る。
あれ?
あぁ、そういうことですか。勤務先が同じですか。なかなか大変ですね。
で、今日はツートップが、俺の口を触ると言う奇跡のような展開で、
確かに、荒っぽく触るヤツと、丁寧に触るヤツが居る。