飛行機の遅延とダービーを見て思ったこと

先週末に親戚が倒れたため、四国まで帰っていた。
今日、松山空港から羽田に戻ろうとしたら、
飛行機が止まっている。。
空港で。。。。。。2時間待ちぼうけ。。。
時々やってくる飛行機(自分は乗らないやつ)が着陸するのを見て、そして、飛んでいくのを見る。。。
あぁ、整備の手順が標準化されてるから順々に飛んでいけるんだな、と、か。ぼーっと考える。


さて、遅延の原因について。
聞けばシステム障害だという。
あぁ、かわいそうに。
聞けば前日の夜から作業をしていたそうである。
あぁ、作業者は恐らく徹夜明けで「動かすまで帰宅できない」状態なんだろうな。かわいそうに。
でも、動いてよかったね。
情報によれば、元に戻して復旧したのだという。
あぁ、気の毒に。システム入れ替えは失敗か。


閑話休題
松山空港で待ってる間、ダービーが始まったので見ていたら、ウォッカが勝った。
戦後初めての牝馬でのダービー馬らしい。
オークスを回避して、ダービーに掛ける、というのは結果が出ている今だからこそ「正解」なのだろう。
これが、仮に惨敗したら、「何でオークスに出さなかった」と言われるだろう、
それを覚悟の上での「チャレンジ」、そして「ダービーを勝ちに行くという決断」だからこそ、素晴らしい。


やってみないと結果はわからない、という部分だけをクローズアップすれば、恐らくシステム入れ替えも競馬も同じだろう。
ただ、社会的な責任を背負っているインフラだと、基本的に失敗は許されない。
あぁ、いや、違うか。
勝者には100の親ができ、敗者には1000の敵ができる、ということか。
凄く端的に言うと、リスクを取る、というのは、「覚悟を決める」というのに近いんだなぁ。と、ぼんやり思った。