達人に学ぶ SQL徹底指南書 (CodeZine BOOKS)

連休中に読了。CodeZineでいくつか読んでいたものもあったのだが時間をおいて改めて読むと大変勉強になった。
(つまり、ほとんど忘れてた、のを、思い出した)
本書の要諦は、SQLを「集合指向」のプログラミング言語として見ることにある。
SQLとは集合論、述語論理(そして、ちょっぴりの群論)を言葉巧みに計算機の世界にマッピングさせたもので
SQLとは関数型言語にも類似点を見いだすことのできる集合指向言語であり、そして
SQLとは2次元の「表」を抜き出すだけの言語ではなく、部分集合を取り出すための手段なのだと知る。
扱っている内容は大変高度に思えたが、作者によればこの本の内容がわかってやっと中級SQLプログラマらしい。
そうなのか、やっとこさ中級になれたかな?(問題はほとんど解けてないんだが)
Coddの論文や、セルコの本など(これまで興味の持てなかった分野だったが)正しいSQL道の極め方のような紹介があり
なんというか、読んでみたい!と思いました。思わされました。
大変影響されやすい性格だな、と思った。でもこれは作者の筆の上手さなのだろう。そうに違いない。
サポートページも大変充実していて作者のサービス精神の高さが伺えます。


で、連休明けの仕事はだるかった。明日こそ本気出すぜ。とほえづらかいて帰宅した。