ニュースを見て思ったこと。

ダイヤ変更刻限知らずに新幹線不通 JR東


 同社によると、雪や強風による前日のダイヤの乱れや年末の増発のため、29日は運行するほぼすべての新幹線(389本)の車両のやり繰りを変える「過去に例のない作業だった」(同社)という。終電後、29日分のデータの入力を終えたのは、始発直前の午前5時45分ごろ。しかし、午前5時を過ぎていたので、更新が出来なかったという。
年末ってこの会社に取って稼ぎ時で、かつ、重要視してる期間だと思うんだけど、そんな時期に「前例のない」作業を許すもんかね?
ほぼ日常的にこういう処理は行われていて、たまたま前日の終電が遅かったから起動時間が遅れて始発までに処理が終わらなかった、というだけなのだろうか?
他の報道だと対策として頭数を増やして対応する、みたいなことを書いてるけど、肝心のJR東のプレスリリース(pdf)には書いてない。ソースはどこなんだろう。
人の頭数を増やして解決できる問題っていうのは「定型作業で誰がやってもコンスタントな結果が望める」作業に限られ、かつ、そう言う分野はコンピュータの得意分野だと思うんだが。
バッチ処理より早く人が動けるようなものなの?とか、勝手に想像してみた。

天才的科学者が没すると科学自体も衰退する、MIT教授
これってサイエンスに限った話題じゃなく、世の中全てそうなんじゃない。と、思った。人は交換可能じゃない、一人居なくなったら、別の一人をあてがって問題解決!で、済むほど世の中は簡単じゃない。流れる時間は全ての人に平等だが、能力は平等じゃない、みんな得意分野は違うんだし。偉大な一人が去ったときに、フォロワーな人が(自分で新しい道を考えられず)消えて行くってのは仕事やっててもよく見る光景。