僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54) ひろゆき (著)

この本、ちっとも「捨てた理由」という内容の本ではない。最初の方にちらっと触れている程度。ただ、これは著者自身もこのタイトルで出す気はなかったらしいので、まぁ、ビジネス上の理由として仕方が無いのかな。
本書はどちらかというと既存メディアとネットの批判と言うか共存の方法を枯れないに模索している(本当に考えている過程を書いてる。考えがまとまってから書きなさい、というのは野暮か)
「対談 土屋敏男 x ひろゆき」だけは白眉で読んでて楽しかった。
それ以外にはあちこちに心のどこかに突き刺さるような何かは秘めているものの、、まあ、楽しめる人には楽しめる文章なのだろう。
ちょっと自分には味気ない文章のように思えた。