solaris10でsamba

※あまり深く考えずに、Solaris10 のglobal-zoneにsambaを入れた。

bash-3.00# pkginfo -d /cdrom/sol_10_508_x86/Solaris_10/Product SUNWsmbac SUNWsmbar SUNWsmbaS SUNWsmbau
system      SUNWsmbaS samba - A Windows SMB/CIFS fileserver for UNIX (Source)
system      SUNWsmbac samba - A Windows SMB/CIFS fileserver for UNIX (client)
system      SUNWsmbar samba - A Windows SMB/CIFS fileserver for UNIX (Root)
system      SUNWsmbau samba - A Windows SMB/CIFS fileserver for UNIX (Usr)

インストール後のサーバ側での設定の流れは以下の通り

# インストールする
bash-3.00# pkgadd -d /cdrom/sol_10_508_x86/Solaris_10/Product SUNWsmbac SUNWsmbar SUNWsmbau
(長いので略)

# 設定ファイルのサンプルをコピーする
bash-3.00# cp /etc/sfw/smb.conf-example /etc/sfw/smb.conf

# 設定変更(殆ど触らなくても共有ファイルぐらいはみれそうです)
bash-3.00# vi /etc/sfw/smb.conf

# 接続ユーザの追加
bash-3.00# /etc/sfw/bin/smbpasswd -a e_c_e_t
New SMB password:******(パスワード入力)
Retype new SMB password:******(再入力)
Added user e_c_e_t.

サービスの起動、停止はこうやるらしい。

# サービスの起動と状態確認
bash-3.00# svcadm enable samba
bash-3.00# svcs samba
STATE          STIME    FMRI
online          0:55:24 svc:/network/samba:default


# サービスの停止方法
bash-3.00# svcadm disable samba
bash-3.00# svcs samba
STATE          STIME    FMRI
disabled        0:55:24 svc:/network/samba:default

サービスが起動された状態で、macのFinderで繋ぐことができた。
手元に動くwindows環境が無いのだが、共有プロトコルの中でwindowsは活きている。


ZFSの本を読んでいると、CIFSの説明があった。CIFSというのはWindows のファイル共有に使われるプロトコルで、、とある。あれ?sambaのことか?と、思ったが、これはsambaとは別のCIFS server というsolarisカーネルに統合されたパッケージらしい。


どうやら、OpenSolarisでは、SUNWsmbs SUNWsmbskr の二つのパッケージをインストールすることで使えるようになるらしい。
手元のsolaris10で探してみると、、、見つからない。(探し方が悪いのか?)OpenSolarisSolaris10の違いをようやく肌で感じた。で、Solaris10のdvdを探すとsamba自体は入っているみたい。使えるのか、このsamba?と思って触り始めて使えるようになるまでをメモしたわけだが、全然zfsと関係ないな。

あの本を読む限りではOpenSolarisの方がSolaris10よりも遥かに面白そうだ、遊ぶ余地が多い。もうこの時点で乗り換えたくなってしまった。入れ替えてしまおうかな。