改めて、JavaプログラマのためのRuby入門

非常に面白い本、rubyのコードを見ながらjavaのコードを想像するのが楽しい、このソースを考える感覚はjava puzzulersを読んでいたときのソレに近い。先にjavaのソースを見てから、rubyのソースの形を想像してみたり、なるほど両者を行き来するのっていい頭の訓練になる。(やがて、そういうトランスレータができそうな気もするけど)
ある程度の、期待を裏切るコードの数々が出てくる(単に最近の書き方を俺が知らないだけなんだが)。そういう今風の情報をキャッチアップできるのもありがたい。目からウロコが何枚か落ちた、気がした。ある程度のjavaの知識は必須で、javaのツッコミは少なめだが(ruby入門なんだから当たり前なんだが)javaの勉強にもなる。一冊で2度おいしい、珍しい本だと思った。ちなみに正直に言うと、e_c_e_tはrubyのprotectedと、attr_accessorをこの本を読むまで誤解していました。反省。