今日の仕分け

気になっていた
日本原子力研究開発機構(2)高レベル放射性廃棄物処分技術の研究開発・核融合炉研究開発】
については、議論自体を持ち越し。
となったらしい。他の原子力研究開発機構の案件では、もんじゅの運転再開資金は確保できたようだ。


仕分けについて感じたこと
「みんなのお金を使う以上、みんなが納得できる説明を出しなさい、それができないなら使わせないよ」という姿勢は好感が持てる。
天下りすべてが悪」という姿勢にはあまり好感を感じない。官僚を目指す人材は減る一方なのではないか。吸血まではいかないまでも、甘い汁は吸えるようにしておかないと「官僚のなり手が枯渇する」んじゃなかろうか。吸血と甘い汁の線引きが難しいから、全部まとめて駄目ということなのだろうが、
結果として金の話だけが報道されているが、目先の金(来年度予算)の話ばかりが報道されてて、制度改革や組織の統廃合が見えてこないのは少し不満。ただ、これはまだ先のことなので、これからの成り行きを見守る必要がある。
重複は悪という見方が強いように見える、これには少し引っかかる点がある、世の中には車輪の再発明を笑う人間もいるし、多様は善である、と見る人もいる。自分は後者なので、同じことをやってるように見えても目的別に使い分けがあるなら無理に廃止させなくても、と、思う。(同じ刃物だから、といって、ハサミがあるから包丁を廃止したりしないでしょ?使い分け、棲み分けを意識した議論ができていますか?と、言いたい)とはいえ、こういった思い切ったことをしないと削減ができないのも事実かもしれないが、
財務省の仕分け対象案件が少ないのは好感を感じない、自らの襟は正す必要がないほど立派なのか?