娚の一生

このマンガがすごい2010で見て、気になっていた本作。
たまたま、御徒町をふらふらして立ち寄った本屋に全3巻が並んでたので衝動買い。この本をまとめ買いするオッサンはよほど珍しいのだろう。店員さんの目が痛い。


一気に読みました。3巻で終末へ向かって一気に物語が展開するが、そこは仕方ない。1、2巻のゆるい流れが好きな人には置いてけぼりにされた感じがするかも知れない。
田舎から出てきた人が自分の婚期を忘れて(痛い目にあって)責任ある仕事をまっとうする、そして痛い目にあったキーパーソンとの確執、田舎にもどり「もうそういうのはいいわ」と恋愛から距離をおく態度、本当に傷も含めて丁寧に書いてある。すごいわ。読んでる方が痛い思いをする。人気があるのもわかる。感情移入させられてしまう。