何が狙われたのか、Mt.Goxか?

コラム:ビットコインは「Mt.Goxの死」を活かせるか

74万4408ビットコインが「何年も気付かれなかった鍛造性に絡む窃盗」により失われたという。つまり、数億ドルが盗まれたということだが、マウント・ゴックスが億単位の損失に何年も気付かずにいるほど無能だったと信じるのはかなり無理がある。

どうやら、ハッキングの被害にあった、という筋書きらしい。


世界中にbitcoin利用者がいて、取引所があるのに、なぜ、日本で民事再生手続きなのだろう。日本の法律で認めると、どういう形であれ、国家としてのお墨付きを与えたことになってしまう。最強通貨「円」を発行する国にbitcoinの匂いを付けるわけにはいかない。詐欺師どもが「あの日本の法的機関が認めた」なんて言い出す口実を与えてはいけない。
だから、争点はなんとしてでも「盗品」として扱うことだろう。貨幣価値を認めるわけにはいかないのだと思う。自ずと、日本政府が取れる作戦は限られてしまう。


と、ここまで考えて、もしかして、と、思う。


最初から、日本人の名前で発表し、日本で破綻させ、日本円で補償させる、なぜか、債権者の99%が日本国民じゃない、最初からこれが作戦だったら、見事な詐欺だ。


取られるほどに価値のあるものなら、それで弁済して欲しいもの。
bitcoinの仕組みは、壊れていないのだから、bitcoinの損はbitcoinで取り返して欲しいと思う。