日本の路地を旅する (文春文庫)

随分前に途中まで読んでいたのだが、本の山から出てきて、読了。
この本が良いのは、歴史的な側面と地理的な理由(城下町に多い理由)をちゃんと説明していることだと思う。歴史の授業で教えても遜色の無いものもあると思うし、それだけの価値はあると思うが、タブーとされてしまった部分があるために、正しく伝わっていないような印象を受けた。
終章の家族の話題が、妙に重くて、ちょっと読むのに時間がかかってしまった。