御蔵島へ訪問

会社の方より声をかけていただいて、御蔵島へ行った。行ったと言うよりは連れて行ったもらった。
金曜の夜22時に竹芝桟橋から船(橘丸)に乗る。ちょうどドッグから戻ってきたばかりらしく、もの凄くキレイな船だった。
朝6時に御蔵島に到着。なんとか到着できたものの、波が荒れると接岸できないこともあるらしい。実際、竹芝桟橋で出向する際には「条件付き」との掲示がある。
宿の方の暖かいお出迎えをしていただき、午前と午後の2回ドルフィンスイムへ。
同行した皆様方は大変上手に泳いで、イルカと戯れているが、俺はヘタクソ。まぁ、予想されたことではあるが。でも間近でイルカが見れるだけで十分満足できた。初心者ゆえに満足を得られるしきい値が低いのだろう。
夕方、島からの夕焼けがキレイなことに驚く。こういう景色に心を動かされる。
とてつもなく充実した土曜日が過ぎてゆく。
明けて、日曜日(6/28)朝5時から起こされる、御蔵島に船(朝の八丈島行きの便やがて往復して竹芝桟橋に帰る便)が着かないだろうとのこと。午後は更に風が強くなることが予想され、午後の便も着かないであろうと説明を受ける。宿を出て桟橋を見てみると桟橋の上に波が掛かっている。どう考えても桟橋に近寄れる状態ではない。船も、人も。
つまり、このままでは帰れない。島から出られない。
というわけで、作戦会議が始まる。朝の6時なのに。いろいろあったのだが、ヘリコプターで三宅島に移動することができ、三宅島から橘丸に乗って帰ることができた。
http://www.tohoair.co.jp/shuttle/
東京愛らんどシャトル、すごい。ヘリなんて初めて乗ったので、驚きと感激と島を離れる惜別の感情が入り交じりすぎてもう、わけがわからない。
簡単に行くことはできないし、簡単に帰ることも叶わぬスゴい島であった。ただ、リピーターが多いという意味はよくわかった。だって、俺ももう一度行きたいんだもの。あの宝石のような島に。