バカは高いところが大好き。

金曜日、ボーナス後の給料日も出て、さらに、1/4期の納品を済ませたことで、
懐だけではなく、心も温かくなっていた。
で、久しぶりに港区芝公園近辺を仕事後に、先輩とプラプラしていたので、
東京タワーに上ることにした。
たいした理由などない。
ただ、高いところが好きなのだ!(俺ってバカ♪)


眼下に広がる国会議事堂やら、汐留のビル群やら、オランダやロシアの大使館を眺めて、
「あぁ、おれはいま、都内で一番目線の高い位置にいるのだなぁ」
などと、高尾山の存在を忘れて惚けてから、地上へ降りた。
楽しいな、東京タワー。


地上に降りた後、調子に乗って飲みすぎた。
翌朝(今朝)起きられず、昼まで酒を持ち越したので自戒の意味を込めて、
運動することにした。
バッティングセンターで75球。(ほとんどゴロでショック)
ジョギング40分(距離は不明)
カラダを動かして頭を空っぽにして汗まみれになる。
「あちー!でも、気持ちイー!!」
気分を入れ替え、明日からは新潟へ出張する予定。



なかなか面白いのでメモ。
技術力の無いSE(1)
http://ceo.livedoor.biz/archives/24821118.html
技術力の無いSE(2)
http://ceo.livedoor.biz/archives/25962487.html
以下引用

最近の大手ベンダーのSEは、「手配師」っぽくなっているという話。


自身の開発経験がないのに、見積やプロジェクト管理などをやっているので、表面的な仕事しかできない。


一人ひとりの予算が大きくて(一人年間1億とか)、とてもじゃないけど自分で仕様書なんて書いていられない。そのため、子会社や協力会社に話をつなぐことが仕事にらざるを得ない。中味をちゃんと見る時間もスキルもないので、いきおいオカネと期間の話ししかできず、結局「脅し」や「お願い」が仕事になる。


などといったお話。


理想的には、きちんと現場経験を積むことが必要なのだが、そうはいえない現状がある。
引用ここまで。

なるほど、そうかもしれない。
自称Unixが使えます(シェルスクリプトはかけませんが)とか、
Perl書いてました(標準出力も正規表現も知らないのに何書いてたんだか)とか、
中途半端に「デキル」フリをするくせになぜかお願いしてくる人間は存在する。
あ、なぜかって書いたけど答えは上記の通り。
まともな開発経験なんて無いんだから仕方が無いんだが。
当然、出してくる仕様書もアレな感じで、まぁ、今回はよく頑張りましたねって感じで大変だ。
面白いので適度にプライドをくすぐって
Perl知ってるならわかりますよね」
とか、イジられキャラに成り下がってるのに自分で気づかないのは滑稽なんだが
それができるから給料は違うんだろうな。
いや、所得うんぬんに文句はないんだ、どうでもいいんだ。
これを読んで「技術力の無い手配師たるSE」がダメか?と感じたのだ。
逆に、開発現場を知ってる人間がプロジェクトマネジメントをして、文句のない仕様書を書いたとする。
しかし、そういう人がコスト面で同じレベルを達成できるものなのかな。
いきなり1億とか右へ左へ動かし、黒字を保てるものなのかな?
結局のところ、それも難しいのでは、と、e_c_e_tは考える。
プロジェクトマネジメントなんて手配師として求められる業務の一部分でしかない。
そこだけ突出するのは結構だが他をカバーできなければトータルで無能とジャッジされるだろう
(だからこそ、手配師にならざるを得ないのだろうけど/なんだかトートロジーな文章だな)
どうせ数年で大赤字出して雇われ開発者へ戻ることになるんじゃないかな?戻れる人はまだ幸せだろう。
と、思う。つまり手配師もまた、センスとか力量のひとつだ、と思う。
つまり、手配師もピンキリなのだ。SEとしてダメと一括りに語るのは危険である。


でもまぁ、就職活動の時点でこうなるってわかってたらその人もその道に進んだか?
という、根深い問題がここにはある。
私見だとこう言う感じか
・手配する側は「就社」する傾向にある
・手配される側は「就職」する傾向にある
それぞれ、身に着けるスキルの方向は違うが後者は違うところに移動しても再利用が効くスキルのように今の自分には見える。(し、そう思ったからこそ後者の位置にいる)


ただ、衰退前のゼネコンもこういう問題は抱えてたんだろうな、と、思うと、
自分のいる業界の行く末がなんとなく見えてくる。ような気がする。
ゼネコンへの推薦を蹴飛ばして地方公務員を選んだ友人の目は確かだったのだろう。