ミリオンダラーベイビーを見た

おすぎいわく
「ラスト1時間は涙でスクリーンが見れません」
ブラザーフッドの時は涙でスクリーンが見えないのはラスト30分だった)
井筒カントクいわく
「そういう人間や、と思われてもかまへん、これは3つ(満点)です」
虎ノ門、こちとら自腹じゃ、より)
ダウンタウン松本いわく
「明日のジョーの丹下団平が二人いるだけの映画ですよ」
日経エンタ、シネマ坊主)


そんな気になる映画ミリオンダラーベイビーをようやく見た。
ハリウッドには珍しい勧善懲悪とか、努力する人間が報われるとか、そういう
ハッピーエンドとは一切無縁のすごい映画。
クリントイーストウッドのオヤジはすごい境地を見出したものである。
女性版ボクシングという比較的マイナーなところから始めて、最終的には人間の尊厳を傍にいたトレーナーの目線から(当事者からの目線ではなく)描いている。
うーん、この映画には何を語っても全てが陳腐に聞こえるな。
やめた。
良し悪しはともかく、評価されるべき映画なのは確かだと思う。
だからこそ、アカデミーにも選出されるのだろう。


映画を見た後、ぷらっと品川の「エプソン品川アクアスタジアム」へ入った。
イルカがすげー。
サメがすげー。
エイがすげー。(なぜか妙にかわいい)
ペンギンがおもしれー。
ミリオンダラーベイビーで重くなりかけたアタマをサクっとリセット完了。