大変です。あるある大辞典が!

あるある大辞典はやたらと納豆ネタが多かった、と、思う。
今、問題になっている分の放送も見てたのだが、
「この、謎の食材Xはー?」
と、えらく引っ張るだけ引っ張っておいて、
「どうせ納豆だろ」
と、思いながら見てたら、本当に納豆だった。


製作した関西テレビは「アメリカでの取材が難航し、制作会社の人間が追い詰められていたのが一因」と説明。
ということらしいが、元々「困ったら納豆/寒天ネタで切り抜ける」ことが常習化してたんじゃないかな。


実験が好きな番組だと思うが、個人的には、あまり信用はしていない。
プラシーボを意識した実験なのか、どうか、わからないからだ。
少なくとも、放送される内容を茶の間で見る限り二重盲検法が採用されたようには見えない。
被験者にこういう意識は少なからずあったんだろうな、というのは容易に想像できる。
「結果がテレビで放送されるんだから、この実験が悪い結果になっちゃまずい」
「テレビで放送しようとする実験に参加してるから効果があるんだろう」
とか、そういう意識で取り組んだ被験者の結果が、無かったと言い切れるだろうか。


今回みたいに番組スタッフが結果の数字をいじる、というのは論外としても、
そもそもの「数値の見方」の素養がない人間が作ってたんだろうな、という気はする。
つまり、問題があった放送は他にもたくさんあるはずだ。
でもまぁ、狙ってた経済効果は出せてたんだろうから、流通業からのキックバックみたいなのがいくらかはあったんだと思う。
そういった余計な情報がばれる前に番組をどうやって打ち切るか、というのが今後の焦点なのかな。
と、余計な詮索をしてみた。