時間旅行は可能か

時間旅行は可能か?―相対性理論の入り口 (ちくまプリマー新書 119) (新書)
物理の本を買うのは久しぶりだと思う。著者をみて買った。この本の著者の二間瀬先生の訳されたシュッツの教科書で相対論を学んでいたころを思い出す。一般向けだから、当然なのかもしれないが、シュッツの教科書に比べれば本書はかなりマイルドだ。双子のパラドックスあたりは数字を追いかけるのが大変だがなかなか骨のある説明が書いてあり読み応えがある(俺は紙にいくつか式を書いてみました、そう考えると、通勤電車で読むのは難しいかな)
あとがきを読むと、本書を(かつて師事した)松田先生に捧げます、と書いてある。大変うらやましい師弟関係で俺もこういう台詞を言ってみたい、が、(俺自身が)物理屋ではないからなぁ。。仮に俺が本を書いたところで物理屋の先生に届くかどうか。