言語設計者が考えること

Masterminds of Programming 言語設計者たちが考えること
ものすごい、超豪華ラインナップのインタビュー集。浜松町の本屋で見た瞬間に即買いした。geekでなくてもプログラマならこれは買わないといけない。
c++(ビャーネ・ストラウストラップ)と、python(グイド・ヴァンロッサム)、をまず読んだ。ふたりともデバッグが嫌いと断言しているところが興味深い。ストラウストラップ先生の内容は概ね想像の枠の中にあったが(いつもどおり過激だと思う)、グイドの受け答えは想像の斜め上を行っていた。lispを「関数言語ではない」と言い切るあたり、痺れてしまう。
続けてAPL(アディン・D・フォークオフ)、まず存在そのものが斜め上を行っている言語である。アディンはAPLを「シンプルで覚えやすい」そして、右から追いかけるだけだから読みやすい、という。なるほど、さすがmasterminds 。看板に偽りなし。今日はざっとここまで。



いつの間にか、浜松町の駅の本屋が「ブックストア談」から「文教堂」に変わっていた。レシート見るまで気がつかなかった。