今日の状態

福島原発放射能を理解する
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
放射線モニターデータのまとめページ
https://sites.google.com/site/radmonitor311/home
大変興味深い資料で、アカデミックな人たちの視点はやはり大事だと思った。


今日の川崎のモニタリングポストの値を見ると47nGy/hまで落ちている。若干の減少傾向は続いている。本当に「若干」だが。
現象傾向の理由として
半減期の短い粒子がでた(これだと福島第一原発からの放射性物質の放出量の増減はわからない)
・福嶋第一原発からの放射性物質の放出量が減った(蓋もせず水かけてるだけなので、確率は低いと思う)
の2つを天秤にかけて、、やっぱ上の要素のほうが強いんだろうな、と考える。水かけて水蒸気が出て(ということは周囲のチリも舞い上がるってことだ)それがニュースになる状況を考えると。
今、救われているのは(大きなスケールでは)偏西風によって舞い上がったものは基本的には太平洋側に向かう地理的な要因(つまり、日本海側で同じことが起こると、列島を横断しちゃう可能性が高いよね、これはラッキーだった)
もう少し小さなスケールでは、気圧配置的に内陸方向に風が吹きにくい日が少し続いた点が大きいと思う。これからは風向きが変わりそうだが。
ガイガーの値が減るのは嬉しいし、安心もできる。当然、人体に影響がある値じゃないのはわかっている。しかし楽観視できない。