今日の状況
川崎市でも今日は雨が降った。ガイガーの値は上がるであろうが、思ったほどの値ではなかった。(21時に、124nGy/h)
低気圧が近づいたことによる風向きの変化も気になっていた。風に乗って放射性物質がどれぐらい飛散するか、の情報はこちらでわかる。
文部科学省:上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング
神奈川では、茅ヶ崎がモニタリングされており、I-131が0.46Bq/kg, Cs-137については不検出とのこと。
I-131の半減期は約8日
Cs-137の半減期は約30.3年・・・・・こいつが上がるといろいろと厄介なことがわかる。
原子力保安院でもプレスリリースの情報を公開している。昨日(20日)付けで核種分析の結果が発表された
2011年3月20日東京電力福島第一原子力発電所敷地内(事務本館北側)の核種分析結果について
これによると(半減期はe_c_e_tが付け足した。「濃度基準値」は「放射線業務従事者の呼吸する空気中の濃度基準」)
~ | 測定物 | 測定値(Bq/cm^3) | 濃度基準値(Bq/cm^3) | 半減期 |
揮発性 | I-131 | 5.940x10^-3 | 1.0x10^-3 | 約8日 |
揮発性 | I-132 | 0.220x10^-2 | 7.0x10^-2 | 約2.3時間 |
揮発性 | I-133 | 0.035x10^-3 | 5.0x10^-3 | 約20.8時間 |
粒子状 | Cs-134 | 0.022x10^-3 | 2.0x10^-3 | 約2年 |
粒子状 | Cs-137 | 0.024x10^-3 | 3.0x10^-3 | 約30年 |
セシウムが内部に入るといろいろと都合が悪そうだ。
ヨウ素はどれも半減期が短いが、崩壊後どういう経路を辿るのかまでは調べきれなかった。
少しづつ、詳しくなってきた。自分で判断できるだけの知識が徐々につていてきた。これは、@hayano, @team_nakagawaに感謝。