コンクリを65センチ侵食とか。

リンクはNHKかぶんブログ。
コンクリのように硬いものは急激な温度差が入ると、割れるんじゃないかな?
と、思ったが、東電の発表資料を見ると「コア・コンクリート反応」という説明があった。そのまま引用すると
「東京電力福島第一原子力発電所1〜3号機の炉心損傷状況の推定について」より

【参考】コア・コンクリート反応とは
 破損燃料(デブリ)の温度が高いまま(コンクリートの融点以上で)、格納容器に落下して格納容器底部のコンクリートに接する場合に発生(デブリがコンクリートを溶かす現象)

へぇぇぇ。こんな現象が起こるのか。と思って読み進めると、この現象が起こったことを前提としての推定らしい。見る方法もないだろうから、仕方ないのか。
参考資料で、1号機と2号機は「蒸気を直接」写真に収めているのに対して、3号機だけはサーモグラフとなっている。まだ近寄れないということか。


「MAAP解析とコアコンクリート反応の 検討について」という資料もあるんだが、こっちは「無断複製・転載禁止」とのこと。
今回の解析の課題など大事なことが書いてある。1号機は減圧してないのに、圧力が下がったのが計算と合わないとか、確かに都合のいい部分だけを取り出すのはためらう資料だ。
記者会見配布資料