真相開封: 昭和・平成アンタッチャブル事件史 (文春文庫)

江上剛と前書きが面白かった。次いで、江川紹子森功あたりが読ませる文章になっている。で、それ以外はなんだか、そもそもアンタッチャブル事件なの?という話もある。
芸能事件とか個人的な興味の問題かもしれないが、どうも読み進める気がしないものが多かった。
でも、そういう記事を作り、読み手に提供している側の苦労が「前書き」に書かれており、これがまた抜群に面白いというか、読ませる文章になっているのが、ウマいというか、ズルい。週刊誌の記者って大変だなと、思った。