2010-01-03から1日間の記事一覧

PEN 1/1・15新年合併号

総力特集「相撲は美しい」を夢中になって読んだ。雷電や谷風、小野川など、歴史上外せない人物の逸話が楽しい。 35代「木村庄之助」、立呼出「秀男」だけで2ページを組んであり、ナニを考えてこうなったのかさっぱりわからないが、破けるかと思うほど熟読し…

並行コンピューティング技法 ―実践マルチコア/マルチスレッドプログラミング

副題には「実践マルチコア/マルチスレッドプログラミング」とある。帯には「スレッドモンキーへの道」とあって、笑ってしまったが、実際に本書の中にスレッドモンキーの定義が書いてあって少し笑った「コードモンキーが軽蔑の意味も含むのに対し、スレッドモ…

日本「半導体」敗戦 (光文社ペーパーバックス) (単行本(ソフトカバー))

元日立の半導体技術者からの半導体業界の敗因分析の書。これはすごい内容だった。「根拠なく技術には自信がある」と思っていた著者自身が、世界の他社とのベンチマークを通して業界全体の問題点(過剰技術、過剰品質)をあぶり出す。「原価に合わせて品質を…

東スポ黄金伝説

元東スポの記者だった「島田」の目線にて物語は進行する。「マドンナ痔」や昭和天皇の崩御の翌日の一面「猪木、流血!」など他の追随を許さない強烈なスクープの裏話の話もあるが、どちらかというと社内の人事の話が中心となって話は進む。徐々に脆弱だった…